
シザーハンズ (ファンタジーロマンス / アメリカ)
<前情報はこれだけで!>
発明家の博士によって生み出された人造人間エドワード。だが、彼の完成直前に博士が急死してしまった為、彼は両手がハサミのままになってしまう。
丘の上の朽ちかけた巨大な屋敷で、孤独な日々を送っていた彼の元に、ある日化粧品のセールス・ウーマンのペグが訪ねて来た。心優しい彼女は、そんな彼の姿に同情し、自分の家に連れ帰る。
世間を何も知らない、無垢な人造人間エドワードは、そこで人間の少女・キムに思いを寄せるが…。
<鑑賞中・鑑賞後こんな気分が味わえる>
前半は近所の人々のリアルな嫌な部分が、皮肉をこめたようなコメディー調で描かれており、テンポよく楽しんで観れると思います。エドワードの愛すべきキャラクターが見所です。
後半は前半に見え隠れしていた人々の嫌な部分が前面に押し出され、しかしそれにも素直に、しかも不器用に感情を表すしかないエドワードが心苦しい展開です。「気づいて!」とか「どうして!」と思うかもしれません。
鑑賞後は、あまり書けませんが、しばらく尾を引くと思います。決してきっぱり終わり、とは行かず、感傷に浸ってしまう作品です。
<ネタバレ感想>
おもちゃのようなかわいらしい町並みで、そこに住んでいる住人も、やりすぎなくらい露骨な「ご近所さん」って感じでなんだか笑えましたw
しかしこのポップな色合いに暗い色のエドワードが入ると、そのアンバランスさが微笑ましいんですよね! たしかに、全編目立っているのには違いないんですけど、その印象が最初と最後では全然違う。
最初は、華やかな世間に、「ちょっと毛色の違うのが入ってきた!」「なんだろう!」って印象が浮き彫りになってました。
そして、話が進み、雲行きが怪しくなってくる。すると、あの衣装、外見は華やかな世間さまから見れば、色合いといい、風貌といい、風変わりで興味をそそるというより、明らかに凶悪犯に見えました。。。
最初に見た時は本当にまだ幼かったですが、色の効果は大事だと、強く感じた作品でした!(゚∀゚ )
ラスト。雪に埋もれる屋敷で、永久の時を過ごすエドワードには、切なくなったものでした。年老いたキムがエドワードの前に姿を現さないのも、残念にも思いましたが、キレイに終わるには必要な要素だったんでしょうね…(*^v^*)


