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失ったものたちは帰ってくる―若き日の父に姿をかえて★★★★☆ (1989 107分)
2006-08-29-Tue  CATEGORY: 切ない・しんみり

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フィールド・オブ・ドリームス 
(ファンタジー・ドラマ / アメリカ)
正確には★4.4くらい!

<前情報はこれだけで!>
 ある日「それを作れば彼が来る」という“声”を聞いた農夫が、とうもろこし畑を潰して野球場を造り始める。不思議な声と、主人公レイの説明できない直感によってたどり着く結末は?
 人と人との不思議なつながりをファンタジーの姿を借りて語りかける感動作。

 <鑑賞中・鑑賞後こんな気分が味わえる>
 ・前中盤、結末が見えるまで、始終先の見えない展開で、「どうなっちゃうの?」という感じです。日常の中に説明しようのない不思議な出来事が次々と起こる。しかしそれが好ましく描かれています。
 ・結末への過程、そしてラスト。共に、過ぎ去った時代にやり遂げられなかった事があった人々のことを思うと、切ない。しかし結末を見れば、それだけでは終わらない良い後味の作品です。
 ・鑑賞後、つい自分の親の若かったころはどうだったろう、と肉親を一人の人間として見つめてしまう作品。
  ・ファンタジーの嫌いな方にはオススメしません
  ・家庭を持った方によりオススメします


<その他の判断材料>
監督 : フィル・アルデン・ロビンソン (『トータルフィアーズ』 『スニーカーズ』)
原作 : W・P・キンセラ
出演 : ケヴィン・コスナー (『ウォーターワールド』 『ボディガード』 )
       エイミー・マディガン (『アラモベイ』 『イヴの密かな憂鬱』)
      ギャビー・ホフマン (『Dearフレンズ』 『顔のない天使』)


 


<ネタバレ感想>
 
不思議な声に従い、次々と課題を解決していく様子はパズルにピースを一つ一つはめていくようで、最後にどんな結末が見れるんだろうと無心で鑑賞しました。
 野球を知らなくても、作品の題材は広く通用するところなので、楽しめますが、ベースボールに詳しければもっとこの作品を楽しめただろうと思います。
 
 結末について。まさに最初の囁きがラストに直結しており、物語の筋としては太いクレヨンでくっきり引かれいるという印象で明確さが返って胸に響きます。
 レイが唯一父親について語った台詞 「親父は歳に負けた 彼にも夢はあったろう、だが何もしなかった」。 罵っているようにも聞こえますが、そんな父が息子は残念なんですよね。もっと楽しめばよかったのに、と。
 その父親が、子供(レイ)や生計といった、しがらみが何もない、夢だけ見てればいい年齢で目の前に登場する。そうやって目の前に現れて、それが幻でもなく、実際にキャッチボールできる。
 ありえない情景ですが、その背景を思うと、鑑賞後にも心に長く残りました。

 ゴースト選手たちも良い味出してましたね。最初に登場した時、妙な無愛想が心理を読ませず、普通の人間じゃないことを匂わせて面白かったです。
 ムーンライト・グラハムは特に印象的です。彼が入ってきた時、往年のプロたちの中ではとても通用しないひよっこでしたが、それを周りが受け入れる様子が微笑ましい(´▽`) しかしやり直す為に来たのに、そうはならず残念に思いました。結局、野球人生より人助けを選んだので、美談ではあるのですが…。やはり残念!


<大したことない裏話>
 
ラストの車のライトの列、CGではないそうで! 1500台の車を使って実際に撮影した映像なんだそうです。 

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